JCBゴールドとJCB GOLD EXTAGEはなにが違うのか【THE CLASSを目指す】

 

20代だけどゴールドカードを持ちたい。ひいてはさらに上位のプラチナカード、ブラックカードを持ちたい…。

 

そんなときに候補になるのがJCBゴールドエクステージというカードです。

 

JCBが発行する若者向けゴールドカードで、通常のゴールドカードから若者があまり利用しないサービスを取り除き、年会費を安く抑えたカードです。

 

1大きな違い

・グルメ優待

JCBゴールドには全国の対象レストランが割引になる優待があります。

しかし、JCB GOLD EXTAGEには、グルメ優待はありません。

普段から少し高級なレストランで食事をされる方、グルメへのこだわりのある方はJCBゴールドがおすすめです。

 

・トラベル

JCBゴールド、JCB GOLD EXTAGEには、ラウンジサービスや手荷物無料宅配サービス(片道のみ)、JCBトラベルポイントの優待といったサービスがあります。

しかし、JCB GOLD EXTAGEには、海外ホテルオンライン予約時のポイント12倍特典や、JCBオリジナルガイドブックの京爛漫がありません。

 

そのため、海外旅行によく行く方はJCBゴールドがおすすめです。

 

・ゴルフ

JCBゴールドには、全国1200カ所のゴルフ場予約代行や会員向け優待プランがありますが、JCB GOLD EXTAGEにはありません。

 

そのため、ゴルフが趣味な方、これからゴルフを始める予定のある方はJCBゴールドがおすすめです。

 

・医療サービス

JCBゴールドでは、人間ドックサービス、ドクターダイレクト24(国内のみ)、健康チェックサービスの3つを利用できます。

しかし、JCB GOLD EXTAGEでは、ドクターダイレクト24(国内のみ)、健康チェックサービスの2種類のみが利用できます。

 

2最大の違いは上位カードへのインビテーションの有無

JCBのゴールドカードで年100万円以上を2年連続で決済すると、上位カードであるJCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーションが来ます。

 

しかし、ゴールドエクステージカードでは、5年後にゴールドカードへ切り替え、さらに2年連続100万円を決済する必要があるのです。

※ゴールドエクステージカードをゴールドカードに切り替えるには、一度退会をして、JCBゴールドに再申し込みする必要があります。

※その際、審査に必ず通るという保証はできないそうです。

 

さらに上位のプラチナカードやTHE CLASSを目指す方にとっては遠回りとなってしまいます。

 

そのため、将来JCBプラチナや、JCB THE CLASSを目指す方にはJCBゴールドがおすすめです。

 

まとめ

・食にこだわりのある人

・海外によく行く人

・ゴルフをする人

・上位カードを目指す人

JCB GOLD EXTAGEではなく、JCBゴールドに申し込みましょう。

 

社会人1年目キャンペーン期間中、アメリカンエキスプレスで審査落ちした話

クレジットカードの最高峰に数えられている「アメリカンエキスプレスカード」

 

わたしは大学4年の2月に申し込んで4月中旬に無事審査落ちしました(笑)

キャンペーン期間であることを考慮しても、申し込みから審査結果の通知まで約2か月はあまりにも遅い。

 

今回はアメリカンエキスプレスカードの審査が遅く、不安に思っている方向けに、私が審査に落ちた理由、同属性の知人が審査に通った理由を分析してみました。

 

そもそもアメリカンエキスプレスカードは審査が厳しいことで有名です。

 

普通、勤続年数が短ければ申し込みをすること自体が無謀なのですが、新社会人向けのキャンペーンがあったので申し込んでみました。

 

0キャンペーンにの詳細

・応募資格は2019年4月から社会人になる内定者

・キャンペーン期間は1月下旬から3月下旬

・カードが発行されるとUSJに招待される

・発行から3ヶ月で5万円以上使うと東京大阪間を2名往復できる分のマイルがもらえる

・初年度年会費無料

 

といった、申し込まない意味がわからないくらいのものでした。

(まあ、審査落ちしたんですけど)

 

1クレヒスに問題はなかったのに審査落ち

アメリカンエキスプレスカードに限らず、過去に支払いの遅延や未払いがあればクレジットカードの審査に落ちる可能性は高くなります。

クレヒスは信用機関に照会できるのですが、手数料が千円かかるので、照会代わりにJCBのゴールドエクステージを申し込んでみました。

 

すると、小一時間で審査に通ったのでクレヒスは問題なさそうでした。

 

2勤務先(内定先)にも問題はなかったのに審査落ち

会社の同期が審査に通っていたので、職場には問題がないようでした。上場企業であれば普通は審査落ちすることもないだろうと思います。

 

3おそらく、審査落ちの原因は住所

わたしはいわゆるUターン就職をしました。

学生証には東京の下宿先の住所、信用機関に登録されているのも東京の住所が書いてありました。

しかし、数週間後に引っ越しを控えていた私はパスポートに実家の住所を手書きして申し込んでしまいました。

 

知人は、学生証も信用機関の住所も私と同じく下宿先でしたが、免許証で申し込んだところ審査に通過したようです。

 

4まとめ

このキャンペーン期間で審査落ちとなると、私はもうアメリカンエキスプレスを持つことはないと思います。

2020年にも同様のキャンペーンがあるなら、是非みなさん免許証の取得、もしくは住所変更をしておくことをおすすめします。

 

 

 

年収300万円のマネー戦術~投資信託編~

目次

1投資信託への投資の準備

2投資信託とはを解説

3投資信託の買い方

4.投資信託を買うのにおすすめの証券口座とは

5.まとめ

 

1.投資信託への投資の準備

1-1.年収300万円でも投資信託に投資できるのか

まず、投資とはあくまで余ったお金でやるものであると肝に銘じてください。

年収が300万円ほどであれば、毎月貯金ができている方も少なくないと思います。

毎月の貯金の一部を投資信託に投資することが可能ですが、毎月の貯金額はそのままにして、節約して浮かせたお金で投資信託を始めてみてはいかかでしょうか。貯金の一部で投資信託を始める方は2-2を読み飛ばしてもOKです。

1-2.お金を余らせるためにできること

A.まずは家計簿をつけてみましょう。

自分のお金の流れを把握し、①外食を減らす、②コンビニでの買い物を減らす、③酒・たばこの量を減らすといったことを自分が無理なくできる範囲で心がけてみてください。「外食も酒もたばこもコンビニも一切やめる!」とまで無理をしてはいけません。無理なく、長く続けられる方が大切です。

B.可処分所得を増やしましょう。

可処分所得とは、収入から毎月決まって出で行くお金を差し引いた、自由に使えるお金のことです。つまり、毎月出ていくお金が減らせれば可処分所得を増やすことができます。

・保険を見直す

自動車保険、生命保険、医療保険、子どもの学資保険など、保険による毎月の出費は見直すことができる可能性が高いです。

詳しくは別の記事で解説していきます。

・家を見直す

賃貸住宅にお住いの方であればより家賃の安い物件に引っ越すことができます。特に、今の物件に長期間住んでいる人ほど同等の物件により安く住めるようになる可能性があります。なぜなら、築10年の賃貸アパートに10年住んでいたとしたら、今は築20年の物件に住んでいることになります。周辺で築20年の物件を探してみてください。より安く住める物件が見つかる可能性があります。

持ち家の方であれば、住宅ローンの借り換えという手段があります。より金利の低いものに借り換えることで、借り換え手数料を払ってでももとがとれるというものです。

・光熱費を見直す

電力自由化でより安く電気が使えるようになりました。これを機に電気料金を見直すことをおすすめします。

スマホを見直す

格安スマホに乗り換えることで、月々の支払いを抑えることができます。

 

 

2.投資信託とはを解説

 

2-1.そもそも投資信託とは

投資信託とは、「複数の投資家から集めたお金をひとつにまとめ、運用の専門家が株式や債券などで運用する商品で、その運用成果がそれぞれの投資額に合せて投資家に分配される仕組み」の金融商品です。

投資信託の運用成果は市場環境によって変動します。投資信託の購入後に運用がうまくいって利益が出ることもあれば、反対に市場環境が悪化して損失が出ることもあります。

 

もっとも重要なのは、銀行の預金などとは違い、元本が保証されている金融商品ではないということです。

 

2-2.投資信託には種類がある

A公社債投資信託株式投資信託の違い

・公社債投資信託

株式を一切組み込まない、つまり債権で運用する商品です。特徴としては儲かりにくく、損をしにくいといったところでしょうか。儲かりにくいと言っても銀行預金の利子よりは高いのがメリットです。

株式投資信託

債権と株式を組み込む投資信託です。特徴としては儲かりやすく、損をしやすい、つまり値動きが激しいというのが特徴です。この値動きのことをリスクといいます。

・アクティブ型運用

市場平均を上回る運用を目指す商品です。例えば、日経平均を上回る運用成績を目指すために、運用の専門家が銘柄の分析を行います。手間がかかる分手数料が1~3% と割高になってしまうのが特徴です。手数料が高くなってしまうものの、市場価格が大幅に下がった時にも専門家が下がり幅を抑えてくれる可能性があるというメリットがあります。

・インデックス型運用

市場平均に連動した運用を行う商品です。例えば日経平均株価、ダウ平均株価の値動きに連動します。手間がかからない分、手数料が0.1%~1%に収まるという特徴があります。

※細かく分類すると他にもありますが、この4つの言葉を覚えておけば大丈夫です。

 

3.投資信託の買い方

3-2.年収300万円代の人は何を買うべきなのか

2-2で投資信託の種類を紹介しました。では、そのなかで何をどれくらい買えばいいのでしょうか。

あくまで一例にすぎませんが、投資信託に使えるお金(あくまで余ったお金、貯蓄に回せるお金です。何度も言いますが、生活費を投資に回してはいけません。)が1万円だとして説明していきます。

まず、1万円の使い方を決めます。

100-自分の年齢%分で株式投資信託を買います。30歳の方でしたら、100-30=70%(7000円分)です。

残った30%(30歳の人なら3000円)分で債権投資信託を買います。

この、100-年齢%を維持していくことが大切です。

つまり、投資信託の値動きや自分の年齢が上がるたびに割合を調整するために売却をしたり、買う量を調整していくのです。

※ちなみに、リスクを取りたくない人(利益の幅も小さくなる代わりに、損失の幅も小さくなる)は債権投資信託の割合を多めにするといいです。

株式投資信託は、国内のインデックス型、海外のインデックス型を組み合わせて買うことをおすすめします。7000円分買うのであれば5000円は国内のもの、残りの2000円で海外のもの(1000円で新興国、もう1000円で先進国のものがおすすめ)を買うといいと思われます。

国内のものの割合が高いのは、為替の変動のリスクを抑え、換金しやすくするという理由があります。リスクを抑えたい場合は、海外のものはさらに低い割合でもいいかもしれません。

 

2-3.年収300万円の投資信託の買い方

一度に大きな金額を投資できない場合、時間を味方につける(長期間投資を続ける)ということが最も重要になってきます。

毎月1万円分の投資信託を10年、20年・・・と積立式に買い続けるのです。仮に10年後、景気が悪くなり積み立てていた投資信託が値下がりしてしまうかもしれません。しかし、投資信託が値下がりしているということは、同じ1万円でもより多くの投資信託を買うチャンスになるのです。

そのさらに10年後に景気が良くなって、投資信託が値上がりしたら、景気の悪い時にたくさん買った投資信託の価値が上がって利益が出る・・・と言った仕組みです。

これをドルコスト平均法といいます。

ドルコスト平均法のメリットは、今は投資信託の値段が高いから買い時だ!とか、今は低いからやめておこう・・・という予想を一切する必要がないことです。

 

4.投資信託を買うのにおすすめの証券口座とは

ここではおすすめのネット証券を3社紹介します。

4-1.SBI証券

投資信託の本数2600本超え

・投資をお任せできるロボアドバイザーあり

・最低投資金額100円

・NISA/つみたてNISA,iDeco利用可能

4-2.楽天証券

・口座開設と取引で最大122000ポイントプレゼントキャンペーン

楽天スーパーポイント投資信託に投資が可能

・資産運用を「楽ラップ」というロボアドバイザーにお任せ

楽天銀行との提携で預金金利も優遇

・最低投資金額100円

・NISA/つみたてNISA,iDeco利用可能

4-3.マネックス証券

・つみたて投資信託なら、手数料のかかる投資信託でも購入手数料が0円

・ロボアドバイザーあり

・最低投資金額100円

・NISA/つみたてNISA,iDeco利用可能

※とにかく投資信託の選択肢が多い方がいいという方は、SBI証券がおすすめです。

※ポイントで投資信託を買いたい方は楽天証券がおすすめです。例えば、普段の買い物を全て楽天カードで決済することで、効率的にポイントを貯めることができます。仮に値下がりしてもポイントだけですからね。

 

5.まとめ

以上になりますが、年収300万円のマネー戦術~投資信託編~で大事なことをまとめておきます。

・生活費には絶対に手をださないこと。借金なんてもってのほかです。

投資信託編が値下がりしたときはたくさん買うチャンスだと考え、やめてしまわないこと。

・つみたて式の投資を行うこと

 

※あくまで投資は自己責任となります。この記事による方法で損失が出たとしても一切の責任を負いかねます。また、当ブログは管理人個人の見解です。

投資信託とは?を徹底解説

投資信託とは、「複数の投資家から集めたお金をひとつにまとめ、運用の専門家が株式や債券などで運用する商品で、その運用成果がそれぞれの投資額に合せて投資家に分配される仕組み」の金融商品です。

 

投資信託の運用成果は市場環境によって変動します。投資信託の購入後に運用がうまくいって利益が出ることもあれば、反対に市場環境が悪化して損失が出ることもあります。

 

もっとも重要なのは、銀行の預金などとは違い、元本が保証されている金融商品ではないということです。

社会人1年目から投資信託を買うべき理由

学生時代から投資に興味を持っていたけど、なにをどうしたらいいのかわからない・・・。お金は増やしたいけど大損するようなことはしたくない。あわよくば将来投資だけでくらしたい・・・と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

結論から言うと、30代40代に投資だけで暮らすのは無理です。しかし、あなたの定年後であれば、投資だけで暮らしていくことも可能です。

大した事ないと思っているかもしれませんが、今の時代でさえ定年後に蓄えがなかったがためにコンビニでアルバイトをしたり、警備員として働いている高齢者がたくさんいます。

比較的景気のいい今だから仕事があるかもしれませんが、もしあなたが定年を迎える頃に不景気で仕事がなく、蓄えもなかったとしたらどうなるでしょう。年金が十分にもらえる保障なんてどこにもありません。

 

だからこそ、社会人一年目から投資信託を利用してお金を貯めていく必要があるのです。

 

Q1なぜ投資信託なのか

A.少ない軍資金で世界中に分散投資ができるから

たとえば、ある会社の株を100円で買って、その会社が倒産してしまったら、その100万円の株は紙切れ同然です。

しかし、100円で100社の株を買っておけば、仮に1社倒産しても失うのは1円で済むのです。

これが分散投資のメリットです。

 

Q2どんな投資信託を買うべきなのか

A.とにかく手数料が安いものを買うべき

手数料が高いものはそれだけでハンデを抱えてしまうので、手数料が低いものを選ぶとよいでしょう。

 

Q3どれくらいの金額分買うべきなのか

A.一般的な大卒初任給程度の稼ぎがあるなら、毎月2万円から3万円分がベスト

コツは毎月同じ金額を同じ日に同じ投資信託を買うことです。これを積立投資といいます。

積立投資のメリットは、投資信託の値段を気にする必要がないことです。例えば、投資信託が値上がりしたときは当然いままで買っていた分から利益が出ます。一方、値下がりしたタイミングで買うことになっても、安くなっている分多く買えてお得なのです。

 

Q3なぜ社会人1年目から投資信託を買うべきなのか

A.死ぬまでに80年近くあるから

景気というのは悪いときもあればいい時もあります。例えば、定年を迎えた70歳の人が退職金で投資を始めました。しかし、その後10年間景気が冷え込み回復するまでに更に10年かかってしまったらどうでしょう。多くの場合、その人はもうこの世にはいませんよね。

社会人一年目のあなたが今投資をはじめて、仮に10年間景気が冷え込んで回復するのに10年を要してもまだ40歳代です。そこからさらに景気が上向くことは十分考えられます。

 

Q4リスクはないのか

A.当然リスクはある

投資信託は預金とは異なり、元本が保証されているものではありません。当然、財産を減らしてしまう可能性もあります。

しかし、上記の長期・積立・分散投資は、一般のサラリーマンが耐えうる程度にリスクコントロールがされた投資方法です。

 

 

買ってはいけない投資信託5選

投資信託で10年、20年といった長期目線で資産形成をしようと考えたとき、なにをどう選べばいいのかわからない・・・そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

それもそのはずで、現在国内で買える投資信託は6000本程度となっており、そのなかから自分にあったものを探すのは至難の業としか言いようがありません。

 

そこで今回は投資信託を5つの条件でふるいわけていきます。

1仕組みが複雑

例えば通貨選択型の投資信託が代表例です。どんなリスクがあるかわかりにくいものは買ってはいけない投資信託と言えるのではないでしょうか。

 

2頻繁に分配金を出している

利回りが同じであれば、元本が大きいほど儲かります。運用で得た利益を元本に加えていけば、その分元本が大きくなり(=儲かる)ます。これを福利効果といいます。

しかし、頻繁に分配金を出していれば、元本が増えることはなく、この複利効果がなくなってしまうのです。

これでは長期的な資産形成に不向きですから、買ってはいけない投資信託といえるでしょう。

 

3ハイリスクである

値動きの激しい投資信託は、相場環境が悪化すると大きく値下がりしてしまう可能性が高いです。

利回りが同じであれば元本が大きいほど儲かると書きました。言い換えると、元本が減少してしまうと取り戻すのに時間がかかってしまうのです。

日経平均等の指標以上に激しい値動きをするものは買ってはいけないと言えるでしょう。

 

4販売手数料が高い

販売手数料の平均は約2.8%と言われています。これを上回るような商品を購入すると、手数料を取り戻すのに苦労してしまう可能性が高いです。

また、手数料が高いものは複雑である可能性が高いため、買ってはいけない投資信託のひとつと言えます。

 

5運用年数が短い

運用実績が短いものは正直評価のしようがありません。少なくとも5年の運用実績があるものを選ぶのがいいと思います。ここ数年の好景気で大きく値を下げているような投信はリスクが高いと言えるかもしれません。こちらも買ってはいけない投資信託と言えるのではないでしょうか。

 

ここまで、買ってはいけない投資信託を紹介してきましたが、結局なにを買えばいいのか。

 

これはあくまで私の主観になりますが、

手数料の安いインデックス型の投資信託で国内のものと海外のものを7:3もしくは8:2の割合で買います。

海外のものも含めることで分散投資が可能になる一方、私は普段円を使うのでやはり換金性を考えたら国内比率を高めにするかなといった具合です。

 

 

投資信託の基礎

投資信託とは、多数の投資家から資金を集めてひとつの基金を作り、この基金を運用の専門家が株式等に分散投資して、得られた利益を投資家に分配する金融商品のことを言います。

小額から投資ができる、専門家が運用するため利益を出せる確率が高いというメリットがある一方、元本が保証されていない点に注意が必要です。

※元本確保型の投資信託大和証券から発売される予定(2018/6/24日本経済新聞

今日は投資信託の特徴と選び方について解説していきます。

投資信託の仕組み

わかりにくいので読み飛ばしてもいいところですが、大切なお金がどのように運用されるのかを知っておくためにも一通り目を通しておくことをおすすめします。

①販売会社(証券会社、銀行など)が、投資信託の募集、販売を行い、資金を集める

②運用会社が①の資金をもとにファンド(運用資金)を組み、管理会社(信託銀行など)に対し運用の指図を行う

③管理会社(信託銀行など)が指図をもとに資金を投資する

④運用によって得られた収益を投資家に分配する

ひとことで言えば、あなたのお金をプロが運用し、利益を出して返してくれるという仕組みです。

投資信託の種類

2‐1公社債投資信託

株式を一切組み入れないで運用する投資信託です。ローリスクローリターンな商品です。株式投資信託と組み合わせて利用することでリスクの分散ができます。

2‐2株式投資信託

株式を組み入れて運用する投資信託です。公社債投資信託に比べ、大きなリターンな商品です。運用資産に対する株式の割合は、100‐年齢%(40歳の人ならば100‐40=60%)にすると良いとされています。

これは、若ければ若いほどリスクをとってもその後入ってくる給与が大きいことや、一時的に株価が下がってもその後の人生(生きてる間に)元本を回復、さらには利益を出せるまでに値上がりする可能性が高まるからです。

もちろん、運用資産の中での話です。生活費等必要なお金は別途確保したうえでの運用資産です。今すぐは使わないけど、将来のために残しておくお金を運用するのです。

2‐3インデックス運用

ベンチマーク日経平均株価等)に連動した運用成果を目標とするスタイルです。

勘のいい人は日本経済は衰退するんじゃないの?ということは日経平均株価も下がってしまうではないか。と心配する人もいるでしょう。

まさにその通りで、日本のベンチマークのみに連動した商品を買うのはおすすめできません。そこで、海外に目を向けるのです。米国や中国、その他新興国は今でも人口が増え続け、それに伴い経済は成長しています。それらの国のベンチマークに連動した商品と組み合わせて利用することで、リスクの分散と運用成果が同時に期待できます。

2‐4アクティブ運用

ベンチマークを上回る運用成果を目標とするスタイルです。

つまり、これから値上がりしそうな会社を見つけて投資するのですが、このスタイルの商品はおすすめできません。理由は、プロであっても失敗する確率が高いのひとことに尽きます。どれだけ市場を分析し、投資先を分析しても、損をしてしまう可能性はあるのです。

過去に日本の証券会社はアクティブ運用で何度も銘柄を入れ替えさせ、手数料を荒稼ぎしていた・・・といううわさもネットに散見されます。真実は定かではありませんが。

投資信託のコスト

あなたのお金をプロが運用してくれる投資信託、当然投資のプロもタダではやってくれません。このコストは低ければ低いほどいいです。ネット証券がおすすめです。

3‐1購入時手数料

購入時に販売会社(証券会社、銀行など)に支払う手数料です。注意すべき点は、購入時手数料がかからないファンド、同じ投資信託でも販売会社によって手数料が異なる点です。

3‐2信託報酬

投資信託保有しているときにかかるコストです。

3‐3信託財産留保額

投資信託を途中換金するときにかかるコストです。

途中換金すると、ファンドの株式を売却しますが、その売却に手数料がかかります。その手数料を解約者に負担させるためのコストです。

4トータルリターン通知制度

販売会社(銀行、証券会社など)は、トータルリターンを年1回以上通知する義務を負っています。

ここで、注意していただきたいのが、仮に資産額が減っていても途中換金しないことです。特にインデックス運用の場合、一時7000円台まで値を下げた日経平均株価が2万円台まで回復したように、必ず増えるときが来るのです。しかし、多くの投資家が一時的な値下がりに動揺し、途中換金し、投資は絶対やらないほうがいいと口を揃えるのです。最低限の知識のある人であれば、2009年のリーマンショックで大きく資産を減らしても、2013年には元本を取り戻しているのです。

一時的な元本割れに動揺してしまう人は、通知を無視するくらいの気持ちで、とにかく放っておくことを意識しましょう。

5まとめ

投資信託

①とにかくコストが低いものを選ぶ

②株式の割合は100‐年齢%

インデックス運用のものを選ぶ

④一時的な値下がりに動揺しない

という4点が最も大切です。

また、証券会社の人に相談しようと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私はおすすめできません。

ほとんどの証券マンは親身にあなたの相談に乗ってくれるでしょう。しかし、ごく一部の人は手数料の高いアクティブ運用の商品をすすめられたりしてしまう可能性が捨てきれないからです。

この記事で投資信託の基礎的な部分はご理解いただけたかと思います。

老後資金や車を買う資金、今すぐには使わないお金を銀行に眠らせるのではなく、是非投資信託で運用してみましょう。