社会人1年目から投資信託を買うべき理由
学生時代から投資に興味を持っていたけど、なにをどうしたらいいのかわからない・・・。お金は増やしたいけど大損するようなことはしたくない。あわよくば将来投資だけでくらしたい・・・と思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、30代40代に投資だけで暮らすのは無理です。しかし、あなたの定年後であれば、投資だけで暮らしていくことも可能です。
大した事ないと思っているかもしれませんが、今の時代でさえ定年後に蓄えがなかったがためにコンビニでアルバイトをしたり、警備員として働いている高齢者がたくさんいます。
比較的景気のいい今だから仕事があるかもしれませんが、もしあなたが定年を迎える頃に不景気で仕事がなく、蓄えもなかったとしたらどうなるでしょう。年金が十分にもらえる保障なんてどこにもありません。
だからこそ、社会人一年目から投資信託を利用してお金を貯めていく必要があるのです。
Q1なぜ投資信託なのか
A.少ない軍資金で世界中に分散投資ができるから
たとえば、ある会社の株を100円で買って、その会社が倒産してしまったら、その100万円の株は紙切れ同然です。
しかし、100円で100社の株を買っておけば、仮に1社倒産しても失うのは1円で済むのです。
これが分散投資のメリットです。
Q2どんな投資信託を買うべきなのか
A.とにかく手数料が安いものを買うべき
手数料が高いものはそれだけでハンデを抱えてしまうので、手数料が低いものを選ぶとよいでしょう。
Q3どれくらいの金額分買うべきなのか
A.一般的な大卒初任給程度の稼ぎがあるなら、毎月2万円から3万円分がベスト
コツは毎月同じ金額を同じ日に同じ投資信託を買うことです。これを積立投資といいます。
積立投資のメリットは、投資信託の値段を気にする必要がないことです。例えば、投資信託が値上がりしたときは当然いままで買っていた分から利益が出ます。一方、値下がりしたタイミングで買うことになっても、安くなっている分多く買えてお得なのです。
Q3なぜ社会人1年目から投資信託を買うべきなのか
A.死ぬまでに80年近くあるから
景気というのは悪いときもあればいい時もあります。例えば、定年を迎えた70歳の人が退職金で投資を始めました。しかし、その後10年間景気が冷え込み回復するまでに更に10年かかってしまったらどうでしょう。多くの場合、その人はもうこの世にはいませんよね。
社会人一年目のあなたが今投資をはじめて、仮に10年間景気が冷え込んで回復するのに10年を要してもまだ40歳代です。そこからさらに景気が上向くことは十分考えられます。
Q4リスクはないのか
A.当然リスクはある
投資信託は預金とは異なり、元本が保証されているものではありません。当然、財産を減らしてしまう可能性もあります。
しかし、上記の長期・積立・分散投資は、一般のサラリーマンが耐えうる程度にリスクコントロールがされた投資方法です。